2021.03.24
コンクリートやアスファルトの割れ目など、狭窄地に生える植物を、ど根性○○などと呼ぶ。
が、それはどうやら間違いであったようだ。
植物にとって最重要なのは、日光。
なので、コンクリートの裂け目なんかは、その周辺に競争相手が育つ余地が全く無いので、過酷な環境どころか、一等地で、生えた者のひとり勝が出来る天国の様な環境であるのだそうだ。
科学バラエティ番組で植物の研究者が、そう言っているのを聞いて目から鱗が落ちた。
成程ね~。
植物にとって光が大事なのは知っていたし、それを争って植物どうしが熾烈な生存競争を繰り広げている。
それを認識していたのに、気が付かないとは・・・。
自分自身で気が付けなかった事が、少し悔しい。
良く考えれば気付きそうなものを、げに恐ろしいのは、思い込み。
立木に憑りついたコケに、さらに居候する雪割草。
今年も逢えた。
「過酷な環境で健気に生きている」などと思ったのは去年の事。
そう言えば15年程前、ど根性キャベツを見付けてブログに載せていました。
いま思えば、ちょっと恥ずかしい。