2021.02.06
夕餉のハンバーグに、マデラワインを使ってソースを作った。
赤ワインとマデラワインを煮詰めて、デミソース(市販)と合わせ、グラスドビアン(市販)を加えるのが、我が家の最近定番のハンバーグソース。
このソース、マデラがポイント。
甘さを足すと共に風味がグンと増すのだ。
マデラワイン、実力の割に何故か知名度が高くない。
シェリーやポートもそうだが、非常に有用なのに、普通のワイン等と比べると、全く評価されていないのが妙に悔しかったりする。
とてももったいないと思う。
その原因は、いくつか予想出来るけれど、その一つに、日本における酒類の分類が有るのではないだろうかと思っている。
マデラは、アルコールが添加されているので、日本だとリキュールに分類されているらしい。
リキュールには、リキュール=お酒に混ぜ物をしたモノ、といった良くない誤解があり、純粋なもの好きの日本人には、受けが良くないようだ。
もっとも日本酒には、アルコールを添加しているモノが多数ある。
しかし、それらはリキュールに分類されている訳では無いようである。
変な話し。
まあ、評価が上がってしまうと、生産量が限定的なワインであるマデラは、値上がりしてしまうかもしれない。
今だって、結構なお値段である。
自分の評価が高い物が、不人気なのは悔しいけれど、人気が出ての値上がりも、ちと困る。
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