2020.06.14


渋かったり苦かったりする植物の実は、苦みを感じない鳥に食べてもらう為の植物の知恵であるらしい。



唐辛子のカプサイシンの辛さもその類だ。
鳥は辛さも感じないのだそうだ。
激辛を装備し、辛さを感じない鳥に食べて貰い、辛さを感ずる猿などのほ乳類が食べないようにしているらしい。



しかし、へそ曲がり猿である人間相手には、その手は通用しなかった。
その辛さ故に、反って食べられてしまうという、皮肉な状況に陥っている。



唐辛子タップリのラー油

唐辛子の辛さ、クセになる。
辛さ=痛み、を緩和する為に脳内麻薬が分泌されるからだと言われたりしている。
女王様が鞭で叩いたりする行為と構造は同じなのかも。



食べられたくない相手に食べられてしまっている唐辛子。
可哀想かというと、そうでも無い。



そのへそ曲がりの猿は、一方で唐辛子にとっては得難い奉仕者となっている。
その辛さの虜となった人間は、唐辛子の為に畑を耕し、肥料を与え、ライバルの雑草達を引き抜き、唐辛子の生育する環境を整えている。
唐辛子から見たら、これ程有り難い下僕もないだろう。
農耕は、植物に隷属する行為とも言えるのだ。



唐辛子の意図とは違う方向だが、人間は唐辛子の発展(?)に寄与している。

また人間も、辛かったり苦かったりする植物を食べるようになった事が、今の発展の糸口になったと考えられている。
他の動物が食べないモノを独占的に食べられるのは、かなり有利。
もっともその過程で毒に当たって昇天したご先祖も数多く居ただろうけれど・・・。



辛みや苦みという味覚と人の関係。
植物と人間の関係。
面白いと思う。
もちろん農耕という、今までに無かった動物と植物の新しい関係性が大本ではあるけれど。



お取り寄せ、通販、魚沼の美味しい物ご紹介 うおぬま屋





トラックバック(0)

トラックバックURL: http://uonumaya.com/mt/mt-tb.cgi/4102

コメントする

         

2020年6月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

月別 アーカイブ

 

ウェブページ

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 4.25

このブログ記事について

このページは、昆布巻きのうおぬま屋店長が2020年6月14日 17:19に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「染井吉野の実 続き」です。

次のブログ記事は「会社にマスク届く」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。