2019.12.03
外ランチした公園で、孫娘が摘んだ草の芽。
根ごと抜かれたので彼(彼女?)の生は、ここで終わる。
おそらく数百、数千の兄弟達の中で、発芽し、ここまで成長できたのは彼だけかもしれないのに。
広い広い公園で孫娘が彼を摘む確率ときたら、天文学的に低い。
孫娘が何故彼を摘んだのかだって、何の理由も無い、と思う。
ただその時、ふと気が向いただけ。
だいたいそもそも、あの日、晴れて暖かでなければ、孫娘は、この公園に来ることはなかっただろう。
偶然に偶然が重なる命のかかわり。
そう考えると、孫娘の草摘みは、本当は凄い事なのかもしれない、
と思ったりする。
まあ、それが当たり前なのではあるのだけれど、そんな事を思うのは鮭の産卵を見た所為だろうか。
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