女子高生アイドルは、なぜ東大生に知力で勝てたのか を読んで

2017.07.09


女子高生アイドルは、なぜ東大生に知力で勝てたのか」を、なんとか読み終わった。
なにせ因る年波で文字を読むと眠くなってしまう。
なので、ちょびちょびしか読めず、短い文章が主のこの手の本でも、読み切るまでに結構時間が掛かってしまった。



内容は思った通りであった。
この本の副題は、「グルグル思考が世界を変える!」だ。
この本で言う「グルグル思考」とは、知力=自分で考える力の事なのだと思う。
アメリカのNASAの研究で、「ケアレスミスの多い研究者程、画期的な発見をする」という報告を聞いた事がある。
要は、グルグル思考とは、そう言う事なのだろう。



花菖蒲、斜めに撮影

花菖蒲。
いずれアヤメかカキツバタ、と言うように、この仲間は、皆とても似ている。
似ているのに、何故別の名前が付いているのか?
とか、
形は似ているけれど、本当は全く別の植物なのではないか?
とか、
自分であれこれ考えてみるのが、グルグル思考。



「自分で考える力」が、今の教育では、ほとんど育まれていない事を、憂えている人が居る事を嬉しく思った。
おそらく日本においては、それは、かなりの少数派なのだと思う。
ただ、これが単にバラエティ番組的にしか扱かわれていないのが残念。
もっともっと大事な問題なのだと思うのだが。



ゆとり教育は、これを憂えたからこそ始まった。
しかし、それは、可笑しな方向にねじ曲がったまま、何の検証も無く終わってしまった。
いかに日本の教育に、グルグル思考=自分で考える力が不足し、それを否定する勢力が頑迷であるか知れると言うものだ。



もう一つ、この本を読んで残念だったのが、知力を養う目的が、経済的優位性を維持する為と、そこはかとなく書かれている事。
おそらく読者に分かりやすく説明する為だと思われるが、そこを誤解させてしまっては、折角のグルグル思考が意味の無いモノになってしまうし、本当の知力は身に付かないと思う。

まあ、もっとも、もしかしたら、グルグル思考を身に付けて、この間違いを自分で見付けてみろと言う、著者の謎掛けなのかもしれないけれど。



グルグル思考を支える七つの力を
「疑う力」
「ずらす力」
「つなげる力」
「寄り道する力」
「あさっての方を向く力」
「広げる力」
「笑う力」
と著者は言う。
この七つの力を育むべく、元々は日本の教育制度も出来ていると、制度の骨格や教育の基本理念から推察出来る。
大学教授に、国家資格が無い事などが、それだろう。
その大事な理念を可笑しな方向に向かわせてしまっているニッポン。



一刻も早く軌道修正される、その一助に、この本と番組がなってくれることを願う。



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コメント(1)

こんにちは。
興味深い本ですね。
図書館にあるか検索しましたがありませんでした。
残念です。
近くの蔦谷書店で立ち読みしてきます。

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このページは、昆布巻きのうおぬま屋店長が2017年7月 9日 14:35に書いたブログ記事です。

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