新たなパンドラの箱の中身

2016.11.25


11月24日は、ダーウィンの種の起源が出版された日だそうだ。
NHKラジオの「今日は何の日」で言っていた。
NHKは、折に触れダーウィンについてのお知らせをしてくれる様な気がする。



それを聞いて、以前、このブログにダーウィンが開けたパンドラの箱と同じ様に、新たなパンドラの箱が開こうとしている、と書いた事を思い出した。



進化論は、生き物の進化について語られたもの。
しかし、そこから必然的に指し示されたものは、「神の存在の否定」でもあった。



今、開こうとしている新たなパンドラの箱は、「利己的遺伝子論」に因る。



もっとも、開こうとしていると言っても、調べてみたら1970年代に提唱されたらしいので、かれこれ40年近く経っている。
決して新しい説では無いようだ。



利己的遺伝子論の骨子を一言で言うと、「生物は、本来、利己的なもの」と言う事なのだと思う。
学者では無いので、詳しい事は分からないが、まあ、間違ってはいないだろう。



以前は、進化について、種を前提に考えてい、いわゆる「種の保存説」が主な考え方だったが、それでは上手く説明出来ない矛盾が多く存在していた。
それを解決し、矛盾なく説明出来たのが、遺伝子を中心に考え、本来生命は利己的なものであると考えた、利己的遺伝子論である。



進化論は、神を否定したが、利己的遺伝子論が導き出した新たなパンドラの箱の中身は、

「愛の否定」



この世の中に「愛」は、自己愛しか存在せず、その他の愛と言われている諸々は、自己愛を実現する為の方便である、というもの。
親子愛も友情も、人類愛も、全て人の作った幻想なのだと、利己的遺伝子論は指し示している。



かなり衝撃的。
その割に、語られる事が少ないのは、あまりにも受け入れ難い内容だからなのだろう。
「自分の子供や孫が可愛いのは、錯覚ですよ。」
などと言われて賛同する者など居る訳がない。



でも事実は、事実。
利己的遺伝子論は、「自己犠牲」という矛盾を解決できていないようだが、広く認知されている事は間違いないし、これを否定する様な考え方を、まだ聞いた事が無い。

多分間違いないのだと思う。



今朝の霜

今朝、冷え込み霜が降りた。



進化論が、「神」を否定してから100年以上。
その呪縛から未だに逃れられない人類。
その否定された「神」の身代わりに準備し始めていた「愛」さえも、その登場の側から否定されたのでは、受け入れられないのも無理はない。



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コメント(1)

うおぬま屋店長さん

おはようございます!

店長さん、実に奥が深いのですね!

そのような事あんまり真剣に考えたことがないです。

「今を前向きに生きる」・・・こんな感じです(^^ゞ、

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このページは、昆布巻きのうおぬま屋店長が2016年11月25日 15:52に書いたブログ記事です。

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