少し寂しい夏休み子供電話科学相談

2016.07.21


今年もNHKラジオで、夏休み子供科学電話相談が始まった。
毎年、この放送を楽しみにしていて、これが始まると夏が来たのだと思う。



今年は、放送冒頭、一寸寂しいお知らせが有った。
尊敬する昆虫担当の矢島先生が、今日で引退されるのだそうだ。



先生は、放送開始当初から昆虫の相談を担当され、今年で30年。
ほとんど番組の顔と言って良い存在だと思う。
このラジオ番組を聴く楽しみの半分以上は、先生のお話を聞くためだったのだと、今更ながら気が付く。
寂しさは一寸どころではないようだ。



小さいメスのコクワガタ

今年我が家にやって来たクワガタ。
小さな小さなメス。
コクワガタのメスかな。



先生への最後の質問となったのは、昆虫の変態について、だった。
完全変態の昆虫は、蛹になった時、蛹の中で一端体を全て溶かしてから再整備する。
蛹の中はドロドロの液体状態。
なんとも不思議な作用だと思う。
蝶の鱗粉は、親の体を作る時に不要な、本当なら捨ててしまう幼虫の体の成分の再利用なのだそうだ。

へ~~~、そうなんだ~、知らなかった~。
今更ながら、生き物の命の巧妙さに感動する。



先生は、質問に答えられる時、いつも子供達の成長を意識されていて、最後の質問に答えられている時も、質問された子に蛹の研究者になる事を薦められていた。
昆虫を愛し、子供を愛する矢島先生。
人を含めた全ての生き物に魅力を感じている姿こそが、矢島先生の最大の魅力なのだと思う。



ご高齢でもあるので、覚悟はしていたが、ついにこの日が来てしまった。
今年こそは、先生が館長をされている「群馬昆虫の森」に行かなければならない、と強く思う。



今日、放送を聴けて良かった。




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このページは、昆布巻きのうおぬま屋店長が2016年7月21日 08:57に書いたブログ記事です。

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