福島行その5 柳津2

2014.08.13


福島行の一番の目的地、柳津。
気を取り直して、天然記念物の魚淵のウグイを観に行きます。



しかし・・・、


何ということでしょう、あれだけ沢山居た魚達が、一匹も居ません。



柳津の魚淵

以前は、この桟橋の下に水底から湧き出すようにウグイが群れていました。
ど、どうしたのでしょう・・・。
ざわざわと悪い予感がします。



こちらの事情も町の人に聞いてみました。



まずは、鵜の来襲。
各地で異常に数を増やしている鵜が、柳津にもやって来て、ウグイを食い荒らしたのだそうです。

次に水害。
あの大水害で、ウグイたちは流されてしまいました。
長年に渡って増水に耐えてきたウグイ達。
それが先年の大水には、ひと堪りもなかったようです。
いかに最近の気候が、おかしくなってきているのかが、この事からも分かるというもの。

そして止めは、原発事故。
放射性物質を流すため、ダムの水を放出。
川底が晒される程、水を抜いたのだそうです。

で、今では、ウグイは、すっかり姿を消してしまいました。



何という事でしょう、数百年と続いた魚と人間の奇跡の関係が、今、目の前で消失しようとしています。
そう、柳津の魚淵は、奇跡でした。
川魚が人に馴れる事も稀。
そしてそれが、永きに渡って継承される事は、普通、有り得無い事です。
日本の河川は急流で、大雨が降ると魚達は流されてしまいます。
一箇所に留まる事は難しい。

その奇跡が・・・。



岩井屋さんと、ダブルのショック。



柳津町では、魚淵の復活を期しているそうです。
しかし、おそらく、相当難しい・・・、と思う。
有り得ない事の復活なのですから。
少なくとも、かなりの年月を必要とする事でしょう。
うおぬま屋が生きている内は無理か・・・。



でも、奇跡の名残を観付けました。

大きな鯉と似鯉

桟橋の下に、大きなコイとニゴイが居ました。
他の場所で、野生の魚が、人に見られる所で、こうものんびりしているような事は、普通ありません。
川魚を大切にしてきた柳津ならではの光景。

きっと奇跡の復活・・・、あると信じたい。



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このページは、昆布巻きのうおぬま屋店長が2014年8月13日 21:20に書いたブログ記事です。

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